PR_RocketLab_Launch20230622

2023 年 6 月 22 日の NorthStar Earth & Space による発表

Rocket LabがNorthStar 独自の宇宙状況認識 (SSA) サービスを開始

 NorthStarの変革的な宇宙ベースの監視システムを搭載するためにSpire Globalによって構築、組み立て、納入された一連の衛星のうち、最初の衛星が2023 年秋に加速されたスケジュールで打ち上げられます。

2023 年 6 月 19 日、ルクセンブルク— 地球と宇宙環境に関する総合的な情報サービスを提供する NorthStar Earth & Space (以下NorthStar) は本日、打ち上げおよび宇宙サービスの世界的リーダーであるRocket Lab USA (Nasdaq: RKLB) (以下Rocket Lab) が、NorthStarの商用宇宙ベースの宇宙状況認識サービス専用の初の衛星を打ち上げる事を発表しました。Space as a Service プログラム内で宇宙ベースのデータ、分析、宇宙サービスを提供する、世界的なプロバイダーであるSpire Global (NYSE: SPIR) (以下Spire) によって組み立てられ、運用される 4 つの衛星からなる最初のブロックは、2023年秋にRocket LabのElectron打ち上げロケットに配備される予定です。

宇宙ベースの SSA コンステレーションの打ち上げにより、NorthStarは地球に近いすべての軌道を宇宙から同時に監視する初めての企業となり、常駐する宇宙オブジェクトの検出、追跡、軌道決定、衝突回避、ナビゲーション、および近接警報に関するタイムリーかつ正確な情報と共に、世界の衛星コミュニティに徹底的に強化されたレベルの SSA サービスを提供します。

NorthStarは、動きの速い宇宙分野での以前の打ち上げロケットの失敗後、打ち上げソリューションを見つけてRocket Labのサービスを獲得することに迅速に対応してきました。Rocket Lab と Spire は、加速されたタイムラインで衛星を宇宙に届けることを引き受けることで、両社のエンゲージメントをはっきり示しています。

「私たちは急速に変化する宇宙分野におけるタイミングの悪い変化に、打ち上げ計画を変更する必要がありました。しかし、われわれはRocket Labで優秀で実績のある打ち上げ専門家を見つけたと確信しています。この秋に独自のサービスを開始することで、宇宙の安全性と持続可能性に有意義な貢献をするという計画を維持するための、Spire Global と Rocket Labの両社の非常に効果的な取り組みを認識しています。」とNorthStar CEOのStewart Bainは述べました。

「私たちは、これまでの法外なコストと複雑さを方程式から取り除いて、Space as a Service モデルを開発しました。これにより、NorthStar のような革新的な企業が、私たちが今日直面している最も重要な問題のいくつかの解決に焦点を当てて、宇宙という有利な地点からソリューションを開発および展開できるようになりました。私たちは、NorthStarがスペースデブリという差し迫った拡大し続けている問題に取り組み、世界中の衛星通信事業者のために重要な情報を提供するコンステレーションを安全、確実、迅速に展開するため、Spire Space Servicesモデルと次世代 16U 衛星バスを活用することを選択したことを誇りに思います。」とSpireのスペースサービス部門ゼネラルマネージャーのFrank Frulio氏は述べています。

Rocket Lab の創設者兼 CEO のPeter Beck氏は次のように付け加えました。「特定のミッションのために 4 つの衛星からなる最初のブロックを正確に配置することが、衛星群の将来の成功にとって重要であることはわかっています。 Electron の機敏性、信頼性、衛星を正確に配置する実証済みの能力により、NorthStar に関するこのような専用ミッションが私たちの本業です。 スペースデブリは地球規模の問題であり、すべての宇宙利用者の責任であるため、地球の軌道をすべての人にとってより安全にすることに重点を置いたミッションをサポートできることは素晴らしいことです。」

「ちょうど先週、世界経済フォーラムの宇宙産業デブリ軽減勧告の発表によって強調された、宇宙混雑の脅威に関する緊急性が高まる中、私たちは宇宙における、より安全な運用に決定的な貢献ができることを誇りに思います」 とStewart Bainはコメントした。